よろずやジロー~宮本次朗【プレカットの宮本工業グループ相談役】のブログ

プレカットの宮本工業グループ相談役、宮本次朗の一代記。人生を彩る貴重な出会い、感銘を受けた言葉を振り返りつつ、明日を語ります。

ジロー物語について④

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 念願の本の刊行が5月20日に迫ってきました。なお、一般書店に並ぶ書籍ではなく、販売もいたしません。ご希望の方に謹呈させていただきますのでご一報ください。※当ブログ末尾にお申し込み方法を記載しておきます。恥ずかしながら、どうか目を通していただければ幸いです。
 さて、拙著では仕事にまつわるエピソードに多くの紙面を割きました。50年間にわたって向き合ってきたのですから当たり前といえば当たり前ですが人間万事塞翁が馬、本当にいろいろなことがありました。幸運にも恵まれ事業を3代目に引き継ぐことができた当社ですが、これからの世の中、運だけではどうにもなりません。
 今回は、将来に向けて心して臨むべきと私が考える4つのポイントを記しておこうと思います。
①会社が大きくなっても、本社は創業の地に。
初心を忘れないための第一の方策です。
②三現主義に徹する。
現地・現物・現実を把握することで経営者と社員が志を共有することができます。宮本イズムの根源です。
③常に経営者たれ。
一事を万事としていないか、適材適所かつ各々がレベルアップできているかを確認しつつ、管理者は臨機応変を心がけ、権限委譲の問題点を理解している必要があります。
④生存競争を勝ち抜く術を磨け。
時代を見抜く眼を養い、社風の沈滞を一新する。そのためには危険を冒す勇気と無駄金使いを厭わぬ豪気、大樹に寄りかからない気概が必要。
 これら4つのポイントを忘れなければ、経営者と社員、会社と社会はウィンウィンの関係で結ばれると思います。さらにいえば、日本と世界、人間と地球の関係も同じ。日本の快適が世界の不快にならぬよう、人間の便利が地球の迷惑にならぬよう、心がけたいものです。

 よろずやジロー、きょうのひとこと。
 人生を有意義に過ごすには、最初に自分の死を思い描いて逆から人生を考えなさい。
~レオナルド・ダ・ヴィンチのことばより

拙著ご希望の方は下記メールアドレス宛「ジロー物語希望」と書いてお申し込みください。
 yorozuya@miyamoto-group.co.jp
本文には、送付先のおところ、お名前をご記入くださるようお願いします。
誠に勝手ながら、おひとり1冊とさせていただきます。
会社等でまとめてご希望の場合は、メールでその旨ご相談ください。
なお、いただいた個人情報は書籍の発送以外の目的には使用せず、書籍発送後すみやかに消去します。