よろずやジロー~宮本次朗【プレカットの宮本工業グループ相談役】のブログ

プレカットの宮本工業グループ相談役、宮本次朗の一代記。人生を彩る貴重な出会い、感銘を受けた言葉を振り返りつつ、明日を語ります。

真剣勝負で命の洗濯

左から私、永島社長、藤田プロ、小野社長。 11月2~4日に大阪の茨木国際ゴルフ倶楽部で開かれ、スタイヤーノ梨々菜選手のプロ初優勝で幕を閉じた『明治安田レディスオープンゴルフトーナメント』。この大会前日の11月1日にプロアマ大会があり、なんと私も…

彼が未来に見据えるものは

経産相当時の世耕さんと私 コロナ禍で延び延びになっていた会食の約束。どちらからともなく「そろそろどうよ」となり、先日、世耕弘成参議院議員と夕食を共にしました。場所は帝国ホテルの鉄板焼『嘉門』。5人で座れる個室カウンターに二人きり。居心地が良…

シークレットゲスト!?

当社の人材育成への取組みについて、精神的側面をサポートしてもらっているのが東京都千代田区の溝口メンタルセラピストオフィスです。当社では、多くの社員が溝口さんのスクールを受講して社業に役立てるとともに、各人の修了レベルの積上げを図っています…

ふぐひとすじ~秘密の名店

私のブログ『ジロー物語』ではこれまで、各地の美味しい店について何度か書いてきました。今回は、これまで書かずにおいた、とっておきの名店について記したいと思います。和歌山市畑屋敷葛屋丁にある『割烹花道』。秋・冬のふぐ、春の桜鯛、夏の鱧と四季折…

心が通うメッセージ ②

ようやく書き上げられた、後輩達への手紙。 母校である現・和歌山県立向陽中学校・高等学校での講演から3ヶ月あまり。うんと年の離れた後輩達からの感想文への返信をようやく書き上げました。6月中にはという目標は達成できたものの、実際のところ最終盤は…

東京での貴重な体験

三菱グループの迎賓館『開東閣』にて。 今年2月に『Jリーグウォーキング in WAKAYAMA& わかやま道の駅祭り』が開かれた際、主催の明治安田生命・永島英器社長から「今度は東京にお招きします。」とのお誘いをいただきました。そして4月 27 日、千代田区…

神聖なルーティン

伏見稲荷大社の末廣稲荷大明神社にて。 当社の恒例行事のひとつに初午祭があります。当ブログに以前記しましたが、旧暦の初午の日、本社敷地内の稲荷社で商売繁盛と各々の家内安全を祈願するものです。今年も3月1日にお祭りを開催し、これまた例年通り、そ…

いつもとは違うメンバーで大阪

泉ヶ丘カントリークラブにて。 「来年の春に社長も一緒にどうですか。」発言の主は市川晃・住友林業会長と松岡靖之・紀陽銀行会長。私の誕生日を祝おうと毎年10月1日に東京で開いてくれている親睦ゴルフ会でのことでした。“社長”というのは私の長男である当…

心が通うメッセージ ①

毎日、お返事を書いています。 もうすぐ、皆さんからの“手紙”への返信を書き終えられそうです。 3月に母校である現・和歌山県立向陽中学校・高等学校で講演をしたところ、後日、出席した生徒全員からの感想文が届きました。思いもかけぬことで、その大量の…

本気を示す意義

竣工間近の仙台市・泉パークタウンセンターハウス。 当社はプレカット事業とともに建設事業を手掛けており、和歌山・千葉・仙台の各拠点にそれぞれフレーマー部隊を置いています。このうち仙台工場では、以前ご縁があって福島県伊達市でパナソニックホームズ…

母校での初講演と緊張の2ヶ月間

全校生徒を前にしての講演。 「皆さんがなお一層幸せになっていただけますことをお祈り申し上げて、私のつたない話はこれで終わらせていただきます。ありがとうございました。」私がそう話を結ぶと、会場の中高生700人あまりから大きな拍手が。今まで感じた…

春待つ和歌山城をウォーキング その②

2月18日、『明治安田生命Jリーグウォーキング in WAKAYAMA & わかやま道の駅祭り』本番です。冒頭のあいさつで岸本知事は、現在関西リーグ1部に所属しJFL昇格を目指しているアルテリーヴォ和歌山を激励。明治安田生命の永島社長も同チームの出世によ…

春待つ和歌山城をウォーキング その①

還暦祝いの赤い衣装の永島社長と私たち。 昨年11月15日付けの当ブログ「素敵な人物との出逢い」でご紹介した永島英器さんが社長を務める明治安田生命は、全国で『Jリーグウォーキング』という健活イベントをリレー開催しています。そのイベントの和歌山第2…

隈研吾さんとの会食再び

隈さんの事務所のカード。裏面に丁重なメッセージ入りでいただきました。 昨年7月25日付けの当ブログ「期待と緊張が交錯した会食」の相手である建築家・隈研吾さんと再び夕食を共にする機会がこのほどありました。再会に至った経緯はこうです。昨秋、隈さん…

相談役5年目、新たな挑戦

田中角栄元総理の色紙にあった「総力結集」のことば 平成30年(2018)10月1日の当社経営方針発表会で、経営の第一線から退き相談役に就任して以来、私はふたつの大きなミッションに取り組んできました。ひとつは社史の編纂で、昨年(2022年)の75年史刊行で…

新知事の誕生に寄せて

和歌山県庁知事室にて岸本さんと。 令和4年(2022)12月17日、和歌山県の新しい知事に岸本周平さんが就任されました。岸本さんは和歌山県立桐蔭高校から東京大学に進み大蔵省(現・財務省)に入省。主税局などを経て理財局国庫課長のとき財務省を退官、トヨ…

謹賀新年

新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。 当社の日めくりは例年通り『その日その日が一年中の最善の日である』。~ある日ある日の優劣にとらわれず、日々をありのままに生きよう~。エマーソンのことばでスタートしました。…

ありがとう仁坂知事~さらなるご活躍を願って

和歌山県庁知事室にて仁坂さんと。 仁坂吉伸和歌山県知事が令和4年12月16日をもって退任されました。4期16年、その類い稀なリーダーシップで県政を牽引してこられたことにまず敬意を表します。 思い返せば16年前、前知事が官製談合を主導したとして逮捕さ…

次の一手の打ちどころ

プレカットへの事業転換と和歌山、千葉、仙台の3拠点体制の確立を目指していた頃、私は『次の主役~社長のめしの種』(高島陽・ 高島健一著)という本に出会いました。そのなかにあったのが「井中者(いなかもの)からグローバル族へ」との見出し。田舎者は…

素敵な人物との出逢い

来社された明治安田生命の永島英器社長と。 その昔、プロ野球の盗塁世界記録を目指す阪急ブレーブス・福本豊選手の足に1億円の保険が掛けられた、なんていう話がありました。「足に1億とは!」と思った私ですが、今回はその私の命に最大25億円の保険が掛か…

喜寿の祝いに感謝

小金井カントリー倶楽部にて。住友林業・市川晃会長(左)、松岡靖之・紀陽銀行会長(右)と。 長寿の祝いは還暦(60歳)に始まるとされています。ただ現代の平均寿命からすると、数え年77歳の喜寿からが本当の長寿祝いといえるかもしれません。そんな喜寿を…

『宮本工業グループ75年史』の発刊

75年史と50年史、2冊の社史を発刊することができました。 昭和20年(1945)12月に父・光楠が賃挽き製材業を興してから70有余年。50年史に続く2冊目の社史となる『宮本工業グループ75年史』がこのほど完成しました。75年史の編纂は私が平成30年(2018)に相…

喜寿を迎えるにあたって

『しあわせ八変化』 私は昭和21年(1946)10月1日生まれ。今年(2022)、満76歳を迎えます。歳を重ねるとそれだけで祝ってもらえることが増え、平成18年(2006)、還暦を迎えた際は当社家族館に家族、社員、親友ら100人が集まってくれました。平成27年(201…

ふとしたヒント

『東照宮御遺訓』久能山東照宮ホームページより 私は随分若いときに社長になりました。ですので社長とはいえ、旧来の取引先から見れば先代の息子であり若手の営業マン。さらに当時はプレカットへの事業転換にあたって新規取引先が増えた時期でしたから、そこ…

人生の師と仰ぐおひとり

日本経済新聞『私の履歴書』より 囲み欄の中央で弾けるスマイル。これはどこかで見たお顔、いや、私が30年以上にわたり師と仰ぐお方ではありませんか! 日本経済新聞最終面のおなじみ連載企画『私の履歴書』で6月に取り上げられたのは、住友林業の最高顧問…

期待と緊張が交錯した会食

隈研吾さん(前列左)らとともに 東京五輪2020のメイン会場となった新国立競技場。その設計を担当した建築家・隈研吾さんと会食する機会に恵まれました。 そもそものきっかけは、今年の2月16日、和歌山県と株式会社隈研吾建設都市設計事務所が地方創生につ…

紀の国と木の神様

伊太祁曽神社の木祭りにて 信心深い人物だった父の影響か、私も小さな頃から神仏に手を合わせることが習慣づいています。本社前に築いた、正一位末広稲荷大明神を祀る社にお参りするのは毎朝の日課。出張時には和歌山の方角を確かめて遥拝します。また、和歌…

四国へのゴルフ旅

2021年のコンペにて。 観光、郷里への帰省に修学旅行と、どんな計画を立てるにしてもコロナの感染状況とのにらめっこが続く日々。私たちの業界も例にもれず、恒例の行事が次々に中止に追い込まれてきました。しかし、なかには関係者の尽力で開催に漕ぎ着けた…

雲外蒼天

札幌医科大学消化器・総合、乳腺・内分泌外科学講座ホームページより 「この先生に診てもらいたい。でも自分の住んでいる田舎と病院は300kmも離れている。もし自分がそんな病院に手術を受けに行ったら、だれが家を守る。だれが畑に水を撒く。だから手術を諦…

ものは考え様

忘れぬようにメモ、メモ、メモ。 「最近、物忘れがひどくて・・・。」知人と顔を合わせると、みな口裏を合わせたかのようにそう話します。かくいう私もその一人です。年々、目の前の人の名前が出てこないことや外出時の忘れ物が増えているように感じます。ただ…