５月20日の刊行から２ヶ月。拙著『ジロー物語』の望外の好評に恐縮しきりの毎日です。実はこの本、5500冊を印刷し当社に着いたのがゴールデンウィークでして、私は早速、謹呈先のリストアップと本へのサイン入れを始めました。社員、家族、友人、取引先･･･。贈る相手の顔を思い浮かべながらの作業です。世はまさにコロナ禍のさなか。皮肉にも時間が十分取れたため、刊行日までに2000冊ほどを発送することができました。
この作業中、70歳からの手習いを助けてやろうと思ってもらえたのか、マスコミの方々が取材をしてくれました。そのうち、テレビ和歌山さんの映像を除く各紙誌の記事を転載しています。このブログと併せて読んでいただけると幸いです。
さて、数えてみれば１日あたり50冊以上のペースで本を発送し、在庫も1500冊を切りました。その間、拙著をお読みいただいた皆さんから、ありがたい感想が続々と届いています。直接お目にかかったとき言葉をかけられることもあれば、電話やメールをいただくこともあります。そうしたなか、とりわけ感激したのが届いた手紙の数々です。「私の名前も入れたサイン本をいただき家宝にします」というお便りには、まずびっくりしました。また、著書にあるエピソードを挙げて「涙した」「感動した」と書いてくださった方、私の父の姿にご自身のお父さんを重ねて読んだとのお声。その他、多くのご感想をいただいています。さらに、家族・友人のための追加オーダー、自費出版を考えているので参考にしますといった思いもかけないご連絡もあり、本当にありがたく感謝に堪えない日々を送っています。
振り返れば、当社の75年史編纂と並行して、いわば思い付きで始めたこのブログ。それが一冊の本となり、身近な友人・知人だけでなく、久しぶりの知人やお目にかかったことのない方々とも新たなご縁を結ぶことができました。拙著傍題の『ご縁とおかげのライフノート』に日々、新たな１ページが加わっています。
よろずやジロー、きょうのひとこと。
皆様からの叱咤激励、お待ちしています。
