よろずやジロー~宮本次朗【プレカットの宮本工業グループ相談役】のブログ

プレカットの宮本工業グループ相談役、宮本次朗の一代記。人生を彩る貴重な出会い、感銘を受けた言葉を振り返りつつ、明日を語ります。

謹賀新年

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 新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
 私の正月は日めくりをめくることで始まります。『その日その日が一年中の最善の日である』。~ある日ある日の優劣にとらわれず、日々をありのままに生きよう~。エマーソンのことばが、やはり今年も元日のページに記されていました。寅年の今年は十干十二支でいうと壬寅。勇猛な虎のように不撓不屈の精神で、どんな苦労や困難にもくじけず歩んでいきたいものです。
 さて、当社の日めくりには年ごとに異なることばを入れているパートがあります。日付の下にある、宮本工業グループの今年のテーマです。毎年、社員に募り互選で決めているもので、昨年の『知恵と力の結集!!』に代わって今年は『時代とともに進化する』。社員の皆の意気込みが伝わってくることばで、私も大いに力をもらいました。
 このテーマに触発され、私の今年の抱負にふさわしいことばを見つけようと、書き溜めてきた勉強ノートをめくるうち、『智者は未萌に見る』ということばにめぐり逢いました。中国古典にある『愚者は成事に闇く、智者は未萌に見る』の後半部分です。時代をしなやかに生きていくためには、常に時代の流れを読み、変化の兆しをとらえて柔軟に対応していかなければならない。こうした意味があるそうで、政治、経済、その他さまざまな面で変化の激しい現代の処世訓としても通用する至言です。
 相談役となって、はや3年余り。本年は①やり残したことを俯瞰し、②ストレスをなくすとともに体力・気力を充実させ、③当社にとって守るべきもの、必要なものを突き詰めるとともに、そのまた未来を探し求める1年としたいと思います。

 よろずやジロー、きょうのひとこと。
 まだまだ、先を見つめる1年であらんことを。

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1月5日、本社家族館ホールで開いた新年式にて。