よろずやジロー~宮本次朗【プレカットの宮本工業グループ相談役】のブログ

プレカットの宮本工業グループ相談役、宮本次朗の一代記。人生を彩る貴重な出会い、感銘を受けた言葉を振り返りつつ、明日を語ります。

ジロー物語

 令和2年1月21日のブログで中締めの話をしました。あれから1ヶ月のご無沙汰です。
 実は皆様の勧めにより、このブログを本にまとめ5月20日頃に刊行する運びになりました。表題は『ジロー物語 ご縁とおかげの人生帖(ライフノート)』。構成は4部だてで画像のような目次となりそうです。

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 内容は本ブログとほぼ同じですが、刊行にあたって装丁・デザインを決める作業と文章のチェックを並行して進め、ようやく本らしくなってきました。帯には和歌山県知事の仁坂吉伸さん、和歌山商工会議所前会頭の片山博臣さんから推薦のことばをいただけそうです。
 さて目次の第1部、よもやま話その1について振り返るうち、私は『柳生家の家訓』を思い浮かべました。

 小才は縁に逢って縁に気づかず
 中才は縁に逢って縁を活かさず
 大才は袖触れ合う他生の縁もこれを活かす

 世の中にはいろいろなご縁があるものです。私は日々いただく縁が悪縁にだけはならないよう努力してきました。その積み重ねが今の私を作っているといっても過言ではありません。思い返せば、三菱商事の山本さんに初めてお会いした際の「美味しいコーヒー飲みに行こうか。」「はい、いただきます。」という会話から帝国ホテルとの縁は生まれました。以来、このホテルを舞台に様々な素晴らしい縁をいただいています。そのなかで銀座の楽しさを知る一方、人生の厳しさも目の当たりにしてきました。悔しさのあまり眠れぬ夜もありました。そんなとき、不出来な私の行動を諫め、仕事について教訓となる数々のことを教えてくださった方々には、心から感謝するばかりです。
 次回も、本の刊行にあたって新たに気付いたことを書き記します。

 よろずやジロー、きょうのひとこと。
 まずは先輩方に感謝。

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赤ペン片手に校正中。