よろずやジロー~宮本次朗【プレカットの宮本工業グループ相談役】のブログ

プレカットの宮本工業グループ相談役、宮本次朗の一代記。人生を彩る貴重な出会い、感銘を受けた言葉を振り返りつつ、明日を語ります。

ホールインワン

f:id:yorozuyajiro:20181227091656j:plain

f:id:yorozuyajiro:20181227091715j:plain

 一番の趣味であり、一番得意なスポーツであるのがゴルフ。今回はゴルフにまつわる不思議な体験談をご披露します。
 実は私、これまでホールインワンを2度経験しているのですが、どちらの機会も直前に『入る予感』がしたんです。「本当か。」って?それがホントにホントの話。
 1度目は平成7年10月18日。和歌山カントリー倶楽部で開いた大手ハウスメーカーとのコンペの日のことでした。ゴルフ場に到着し、プレーの準備を始めたとき、「今日はホールインワンしてしまうな。これは保険(※)入っとかなあかん。」なぜかそんな思いに駆られ、知り合いの保険代理店に電話。その日のプレーから保険が適用されるよう依頼したうえでコースに出ました。プレーに没頭するうち、保険のことなどすっかり忘れていた私でしたが、16番ホール132ヤード、ピッチングでティーグラウンドに立った瞬間、「あれ?ここで入るぞ。」と感じたのです。一緒にラウンドしていたメンバーに打ち出す方向をチェックしてもらったところ、「もうちょい右、このままだとピン左に向かうよ。ワンピン右向いて。」とのこと。アドバイス通り、ほんの少し右を向き、思い切りティーショット。そのときの弾道は一生忘れません。グリーンめがけて一直線。着地したかと思うと、ボールはポンポンポンと3バウンドして、そのままカップイン。予感通りの結果にゾクゾクしたのを覚えています。
 2度目は平成20年3月15日、大阪ゴルフクラブでのこと。この日は朝から予感があったわけではなく、最終18番ホール145ヤード、8番アイアンでティーグラウンドに立った瞬間、1度目と同じ感覚が身体を走りました。その感覚に身を任せて打ってみるとホールインワン。同じ感覚が同じ結果をもたらすとは思ってもいなかったので、1度目以上にびっくりしたのを覚えています。ちなみに保険には入り続けていたので、このときも突然の大出費とはならずに済みました。
 以来10年あまり、保険の契約は続けていますが、年齢とともに飛距離はさすがに落ち、あの感覚が身体を走ることもありません。しかし、ゴルフを続けるからにはホールインワン達成を目指して、もう一度鍛錬してみよう。半隠居生活のなか、密かに決意している私です。

 よろずやジロー、きょうのひとこと。
 二度あることは三度ある!はず。

※ゴルフ保険のこと。傷害、賠償責任などとともにホールインワンも補償されるものが各社から出ている。ちなみにホールインワンを達成すると、記念品の配布、祝賀会の開催、記念の植樹などを達成者本人の費用負担で行うのが慣例。